GroupDocs.Editor for Java 24.4

GroupDocs.Editor for Java 24.4の新機能

リリースのハイライト

GroupDocs.Editor for Java 24.4は、Word文書のスタイル出力とHTML保存機能を中心に、編集の精度と柔軟性を強化する重要なアップデートです。組み込み・カスタムスタイルのCSS変換、インラインスタイル出力、テンプレート名によるHTML保存、リソースコールバック対応などの機能を追加し、複数のスタイル・レンダリング関連バグを修正しました。

新機能

• WordのスタイルをCSSとしてエクスポート：
  編集対象のWord文書スタイル（組み込み・カスタム）をHTML/CSS形式で保持し、視覚編集の互換性を向上。

• インラインスタイルでのWord編集サポート：
  外部CSSを使わず、すべての書式設定をHTMLタグ内のインライン属性として出力可能に。

• HTML保存時のテンプレート文字列対応：
  外部リソースのファイル名にプレースホルダ（例：${name}）を使った命名テンプレートに対応。

• HTML保存コールバック対応：
  リソース保存処理をユーザー定義コールバックで制御可能に。

• 全保存オプションに引数なしコンストラクタ追加：
  すべての保存オプション（例：EbookSaveOptions）で、デフォルト初期化を容易に。

• 新規ドキュメントの作成：
  Editor(InputStream, IDocumentFormat)により、任意形式の新しい空ドキュメントの作成をサポート。

改善点

• テーブル描画と図形サポートの強化：
  レイアウト再現性が向上し、複雑な表や図形の視覚表現がより正確に。

• CSSのborder-spacingプロパティ対応：
  テーブル間のスペース制御をHTMLレンダリングに適用可能に。

• CSSパーサ精度の向上：
  非標準・不完全なCSSへの対応強化によりスタイル解釈の信頼性が向上。

• System.Drawing依存排除：
  Javaネイティブなクロスプラットフォーム対応により、保守性と移植性を向上。

バグ修正

• テキストボックスとSVG描画バグ修正：
  図形内のテキスト表示エラーやSVG描画崩れを修正。

• スタイル重複のラウンドトリップ修正：
  繰り返し編集時にCSSが重複する問題を解決。

• リソース読み込みと形式認識の修正：
  画像リソースの読み込み失敗、PDFフォーマット誤認識などの問題を修正。

パブリックAPIと後方互換性の変更

新しいパブリック型

• com.groupdocs.editor.options.HtmlSaveOptions
• com.groupdocs.editor.options.IHtmlSavingCallback

新しいパブリックメンバー

• boolean WordProcessingEditOptions.getUseInlineStyles()
• EditableDocument.save(Writer htmlMarkup, HtmlSaveOptions saveOptions)
• 引数なしコンストラクタ（DelimitedTextSaveOptions、EbookSaveOptions、PresentationSaveOptions、SpreadsheetSaveOptions、WordProcessingSaveOptions）
• Editor(Action<InputStream>, IDocumentFormat) による新規文書作成用コンストラクタ

削除されたメンバー

• EditableDocument.fromBodyMarkupAndResourceFolder() は非推奨。代替は fromMarkupAndResourceFolder()。

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完全な変更一覧は GroupDocs.Editor for Java 24.4 Release Notes をご覧ください。

word styles export | html inline styles | editable document java | groupdocs.editor save options | resource callback html