GroupDocs.Editor for Java 24.9

GroupDocs.Editor for Java 24.9の新機能

リリースのハイライト

GroupDocs.Editor for Java 24.9は、Word文書におけるフォームフィールドの操作を可能にする新API「FormFieldManager」を導入し、編集ワークフローの柔軟性を高める複数のEditorコンストラクタを追加しました。また、互換性と安定性を向上させる多数の不具合修正と内部改善も含まれています。

新機能

• フォームフィールド操作API：
  FormFieldManagerクラスを通じて、テキスト、チェックボックス、ドロップダウン、日付フィールドなどをプログラムから編集可能に。

• 対応フィールドタイプ：
  TextFormField、CheckBoxForm、DropDownFormField、DateFormField、CurrentDateFormField、CurrentTimeFormField、NumberFormFieldに対応。

• 柔軟なEditorコンストラクタ追加：
  ストリーム、ファイルパス、またはフォーマット指定でEditorを初期化できるように。

• コールバック不要の文書作成サポート：
  空のドキュメントを作成する際、ストリームコールバック関数が不要に。

改善点

• 形式互換性の強化：
  Formats.IDocumentFormatのリファクタにより、Node.js環境との互換性が向上。

• バイナリ出力の保存メソッド追加：
  Editor.save(OutputStream)により、変換結果を直接バイナリストリームに保存可能に。

• 依存ライブラリの更新：
  パフォーマンスとセキュリティ向上のためプロジェクト依存関係を最新化。

• ネストされた列挙型の整理：
  ArgbColor.KnownColorsとLength.Unitをよりシンプルな構造に刷新。

バグ修正

• Graphics.MeasureStringの例外修正：
  シェイプ描画中に発生するArgumentNullExceptionを修正。

• 複数のスタイルシートを含むHTML保存時の例外修正：
  スタイルシートを複数含むHTML保存で発生していた保存エラーを解消。

• ShapeProcessorでのInvalidOperationException修正：
  liタグ内のdiv構造による例外を修正。

• 背景色付きHTMLの保存時クラッシュ修正：
  スタイル付きHTMLのラウンドトリップ保存中に発生するクラッシュを修正。

パブリックAPIと後方互換性の変更

新規追加されたパブリック型とメンバー

• 名前空間 com.groupdocs.editor.words.fieldmanagement に以下を追加：
  FormFieldManager、TextFormField、CheckBoxForm、DropDownFormField、DateFormField、CurrentDateFormField、CurrentTimeFormField、NumberFormField、FormFieldCollection

• 新しいEditorコンストラクタ：

  • Editor(DocumentFormatBase)
  • Editor(InputStream)
  • Editor(InputStream, ILoadOptions)
  • Editor(String, ILoadOptions)
  • Editor(IDocumentFormat format)（空ドキュメント作成用）

• 保存メソッド：

  • Editor.save(OutputStream outputDocument)

廃止・変更された型と構造

• ネスト型の削除：
  • ArgbColor.KnownColors.CssLevel1〜4
  • Length.Unit → ArgbColorsとLengthUnitに分割

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完全な変更一覧は GroupDocs.Editor for Java 24.9 Release Notes をご覧ください。

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