GroupDocs.Viewer for Java 24.8

GroupDocs.Viewer for Java 24.8 の新機能

リリース概要

GroupDocs.Viewer for Java 24.8 は、大規模ドキュメントやCADファイル処理におけるパフォーマンスと描画精度を大幅に向上させるリリースです。新たにCAD用のパフォーマンス重視モード、Word文書の目次リンク解除、JPEGのEXIF回転処理、EPUBのテキストベース描画、PPTXのFull HD描画などが追加されました。40以上の不具合修正により、安定性と出力品質もさらに向上しています。

新機能

• CADパフォーマンスモード：
  CadOptions#setEnablePerformanceConversionMode(true) により、DWGなどのCADファイルの軽量かつ高速な描画が可能に。

• Wordの目次リンク解除：
  WordProcessingOptions#setUnlinkTableOfContents(true) により、目次のリンクを削除しつつレイアウトを保持した描画が可能。

• EXIFによるJPEG自動回転：
  JPEGファイルのEXIF情報（Orientation）に基づいて、自動的に正しい向きで描画。

• EPUBのテキストベース描画：
  EPUBファイルを画像ではなくテキストとしてレンダリングすることで、選択・検索・アクセシビリティを強化。

• スライドのFull HD描画：
  PPTXのスライド描画を1920×1080に拡張し、鮮明な表示品質を提供。

強化内容

• 旧APIの削除：
  PdfViewOptions#getJpgQuality() および isOptimize() を削除し、PdfOptimizationOptions に統一。

• 画像品質とファイルサイズ最適化：
  JPGスライドの画質向上とサイズ削減を両立する新スケーリング手法を導入。

バグ修正

• フォーマット対応の修正：
  XLSM、RTF、PCL、CMX、MPP、IFC、CDR、PS、DWG など複数形式でのレンダリング問題を解決。

• 描画精度と安定性：
  ページ数の誤検出、内容の欠落、描画異常、メモリリークなどの複雑な問題を修正。

• クロスプラットフォーム互換性：
  Windows/Linux間やブラウザ描画の違いを解消し、EXIFの回転ミスも修正。

• メモリ最適化：
  大容量ファイル処理時のキャッシュやリソース管理を強化し、低メモリ環境での安定性を向上。

公開APIおよび互換性に関する変更

• 新しいAPI：

  • CadOptions#setEnablePerformanceConversionMode(boolean)
  • WordProcessingOptions#setUnlinkTableOfContents(boolean)

• 削除されたAPI：

  • PdfViewOptions#getJpgQuality() → PdfOptimizationOptions#setImageQuality(int)
  • PdfViewOptions#isOptimize() → PdfOptimizationOptions#setOptimizeSpreadsheets(true)

• 動作変更：
  JPEG画像はデフォルトでEXIF回転情報に従い自動回転されます。

🔍 詳細な更新情報はこちら

GroupDocs.Viewer for Java 24.8 リリースノート

cad 高速描画モード | word 目次リンク解除 | jpeg exif 自動回転 | epub テキスト表示 | pptx fullhd スライド